旧市街からもう少し足を伸ばしたい、という中級者以上には、
旧三州街道の北側(上郷黒田方面)へ行くことを、おすすめする。
伝馬町通りを北進して、桜町駅の踏切を過ぎても直進。
野底川を渡ると、坂が少しきつくなるが、帰りは下りだ。
画像の自転車は、飯田市街への帰路、野底川を渡って下るところ。
正面の山は、飯田のシンボル、風越山だ(「ふうえつざん」とも
「かざこしやま」とも読む)。
旧三州街道の路肩は狭いので、走行には充分気をつけたい。
野底川を渡って、1㎞ほど進むと、味噌と漬物の蔵元が現れる。
軽食コーナーもあるので、ちょっと休憩もできる。
ここもなかなかいいが、旧道沿いの風情もぜひお見逃しなく。
ここから、「黒田人形浄瑠璃伝承館」も近い。
「黒田人形浄瑠璃伝承館」を見た後は、東側に下り、
バイパスの自歩道で市街地に戻ることもできる。
飯田は、人形劇の伝統豊かな街でもある。その中心が、ここ、
下黒田諏訪神社境内にある「黒田人形浄瑠璃伝承館」だ。
隣には、昔のままの人形舞台もあり、こちらもまだ現役だ。
ふだん館内は公開されていないが、建物だけでも一見の価値がある。
新しい伝承館も、建築的に見事な作りであるのが、
いかにも旧き良きものを大切にする飯田らしい。
市営動物園の東側には、愛宕(あたご坂)と呼ばれる急坂があり、
古い木造建築の宝庫だ。ただものすごく急なため、上から乗車して下るのは非常に危険。やめよう。小径車などミスすると即前転してしまう。
市営動物園の市役所側に谷筋に降りてゆく道があり、公園内なので
必ず自転車は押すべきだが、ここを進むと、愛宕坂の最後の
折り返しに出る。乗車できるところはほとんどないけれど、
坂の街、飯田を代表する激坂なのだ。