風林火山ゆかりの地

NHK大河ドラマ「風林火山」ゆかりの地を訪ねてきました。
まずは、長岳寺。武田信玄終焉の地として有名です。
住職の法話をお聞きしたのですがまた、これが歯切れがよくて、歴史のことや、叱られながらも人の道を教えていただけます。
武田信玄の終焉の地は周辺に何カ所かありますが、当時、数万人の兵を率いて甲斐へ戻る途中。数万人というと、隊列は数10kmに及びます。
先頭から最後尾までの兵がどこにいたときに亡くなったかはあまり意味がない。
亡骸を埋めたというのも、大将は甲斐の国へ戻るのが常識。途中で埋葬するなどあり得ない。ただ、死体は傷むので、火葬にせざるを得なかった。
などなど、歯切れよく、歴史を解説していただけます。
そして、法話は現代社会に及び、親として、子としての生き方に進んでいきます。
仏教だけが自と他を分けない。それが重要なんですよ。などなど、ぜひ、直接お聞きになってください。
お寺さんて、本来、こうして人の道を教えていただく場所なんだよな。と再認識しました。
最近は、観光地と勘違いして、お寺さんを見るだけ見たり、撮るだけ撮って帰っていく人もいるが、それは違うんではないですか?と耳の痛い話しも。
でも、願いが叶う秘訣は聞く価値がありますよ。

信玄公の兜の前立てを拝見して、供養塔にお参りして、次の場所へ向かいます。
(長岳寺は、中国残留孤児の帰国に大きく貢献していることでも有名です。)

長岳寺の後は、神之峰です。
この辺では唯一、最後まで武田と戦った知久氏の床山城がありました。
武田軍は山城の水を絶つ作戦を行いましたが、知久軍は水があることを示すために馬を米で洗って見せて、山本勘助がジタンダを踏んで悔しがったと伝えられるジタジタ峠もあります。
武田氏はやがて絶えますが、知久氏の一部は逃げのび、徳川に仕え再びこの地に戻ってきます。

この日は天気が悪かったのですが眺望はなかなかよいです。晴れていれば中央アルプスが望めます。


大きな石に刻まれた文字が苔むしていました。




