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2006年12月15日の日記   南信州の観光担当者 : miya

遠山の霜月祭(上村上町正八幡神社)

12月は12の神社で霜月祭が行われます。
12月11日から翌日の明け方まで行われた上村上町正八幡神社の霜月祭りに行ってきました。

霜月まつりは、縄をなったりカマドを築いたり、湯の上飾りをつくったりと、さまざまな準備があります。
前日にの夕方にはカマドに火を入れ、いろろな祓いや祝詞などが行われる宵祭りが行われました。

当日(11日)は、朝から様々な式例祭が行われます。
午後からは神前での式例祭の後、神帳により全国の神々の名前を呼んでお招きします。

お集まりいただいた神々にお湯を召していただき、召したら雲となって上がってください。と申し上げます。→「何々神のお湯召すときは」と唱えると、周囲の者達が、「おみ影こそは、くんもと上がれ」と和します。

これが、映画「千と千尋の神隠し」のモデルともなったと言われるゆえんです。

また、全国から招待した神々へ願い事をする神事や、立願が達せられた御礼を申し上げる神事、鎮魂慰霊の湯立て等、多くの神事が行われます。

多くの方が注目する面(おもて)の舞が始まったのは午前4時近くでした。
面の舞を行う役の方は、氷点下に近い季節ですが、川に入って禊ぎをしてから舞に入ります。

神太夫夫妻を最初に、八社の登場です。
八社は遠山家一門の霊を祀ったもので、陰鬱な死霊面です。

女神も出てきます。


その後は一転、全身が赤い稲荷の登場です。


偶然にも”空中浮遊”しているようにも見える?
飛び降りる瞬間です。

稲荷が舞を行ったあと、

続いて山の神が登場です。

ひととおり舞った後、氏子達が「よーっせ、それ よーっせ」とはやし立てると、稲荷が走って、背中から氏子の中へ飛びこみます。(ぜひ動画を見てください。)

はやしているところ

山の神も飛びます

山の神も氏子も大騒ぎです。

動画で飛ぶところを見てください。
(動画を合体したため、面の登場順が多少違っています)


その後、四面(よおもて)のうち、水王と土王が登場します。白装束に湯だすきをかけ、煮えたぎる釜の中へ素手を入れ、湯をはね飛ばします。

この瞬間が一番有名なシーンです。
私のカメラはショボイので、フラッシュの充電中に、決定的瞬間を逃してしまいました(>_<)


続いて、火王と木王が登場し、稲荷や山の神のように氏子に向かって飛び回ります。

氏子たちの「よーっせ、それ よーっせ」のとはやしにのって力をためて飛びます。

飛びます。飛びます。


次に登場するのは天白です。
天白は金王猿田彦の神で、弓と鏑矢を持っています。

釜の周りで東西南北天地に向かって矢を放ち、悪鬼外道を追い払います。


金山の舞は、禰宜(ねぎ)4人が刀を持って歌いながら湯の上飾りを切り落とすまねをします。


神送りは、禰宜が桧杓で釜の湯をくみ、神々にお帰りいただき、来年もお越しいただくことを申し上げます。
周りの者たちも「ほんにほんに 神は行け行け 守りは止まれこの里に」と和します。

その後、弊(和紙を形に切ったものを木の棒にはさんである)を皆に回し、その弊を湯の上飾りに投げます。
うまく上飾りにひっかかると、1年は運がよいと言われます。

この頃には外は明るくなってきています。
このあと氏子の皆さんは直会(なおらえ)で雑炊の朝食をとり、祭りが終わります。

霜月祭は各神社によって形式も雰囲気も違います。
今回、上町の正八幡神社をご紹介しましたが、他の神社には別の面があったりと、奥が深いです。
 
今年の霜月祭も、後は、南信濃の大町天満宮を残すだけになりました。

 

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  • 遠山の霜月祭り6
    約800年前から伝えられ、国重要無形民俗文化財に指定されている湯立神楽です。舞は、ときには静かで優雅に、ときには賑やかで勇壮に舞われます。
    from イベント情報 (12/18)
 
 

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